法務局で法人登記申請「相談コーナーで印鑑の押し間違いが発覚して焦りました」

法人登記申請の流れを失敗談を交えて解説

1人株式会社を設立するための書類が揃ったので、法務局で登記申請をしてきました。

色々やらかしましたが、いい思い出になること間違いなしです。

法務局の業務時間を確認

本店所在地を管轄する法務局で登記申請をします。

管轄のご案内:法務局

土曜日、日曜日、祝日は、法務局がお休みなので登記申請することはできません。

東京法務局の業務取扱時間は次のとおりです

平日

午前8時30分~午後5時15分

昼休み時間帯(午前11時45分~午後1時45分)は,職員が交替で事務を取り扱っており,場合によっては,多少お待ちいただく場合がございます。

何とぞご理解いただきますよう,お願い申し上げます。

土曜日,日曜日,国民の祝日等の休日,年末年始期間(12月29日~1月3日)

業務の取扱いをしておりません。

業務取扱時間・開庁日のお知らせ:東京法務局

登記申請した日が設立日になる

登記申請した日が会社の設立日になります。

僕は縁起のいい日を設立日にしたかったので、大安の日に法務局へ行って登記申請をしました。

前述したとおり、土曜日、日曜日、祝日は法務局がお休みのため、その日を設立日にすることはできません。

※郵送による登記申請なら休みの日を設立日にできるようです。

必要ないと思っているものでも持って行く

僕の場合は、管轄の法務局までかなり距離があるので、書類に不備や不足があっても取りに帰れません。

必要ないと思っているものでもとりあえず持っていきました。

法務局に提出するもの

  • 製本した設立登記申請書
  • 電子定款と登記すべき事項のCD-R
  • 会社代表印の印鑑届書
  • 登録免許税(15万円)

念のため持って行ったもの

  • 実印
  • 会社代表印
  • 定款謄本
  • 筆記用具
  • ホチキス
  • ノートパソコン
  • 作成した書類が保存されているUSBメモリ

いよいよ登記申請

法務局に対してあまり良いイメージを持っていませんでしたが、相談に乗ってくれた局員さん?は丁寧に対応してくれたし、印紙売場のお姉さんは笑顔で対応してくれました。

ただし、役所や銀行とは違います。「どのようなご用件ですか?」みたいに話しかけてくれるサービスはありません。

STEP1 相談コーナーでチェックしてもらう

申請窓口にいきまり書類を提出する人もいるようですが、提出する前に相談コーナーの利用をおすすめします。

相談コーナーを利用することで、思いもよらないミスが発覚するかもしれません。

僕の場合は、実印と会社代表印の押し間違いが発覚!

焦りましたが、その場で訂正の仕方を教えてもらい解決できました。

訂正には会社代表印が必要だったので、バッグに入れておいて良かったです。

あと、定款謄本を持っていくと、提出する書類と照らし合わせながらチェックしてくれます。

STEP2 印紙を購入して設立登記申請書に貼る

印紙売場で登録免許税15万円を購入して、設立登記申請書の右上に貼り付けます。

印紙は郵便局でも購入できますが、設立登記申請書に貼る印紙は高額ですし、相談コーナーでチェックしてもらってから貼った方が安心です。

僕が行った法務局には、机と椅子が用意されていて、そこでゆっくり印紙を貼ることができました。

そのときに気付いたんですけど、

設立登記申請書の印紙と領収書

15万円の印紙を購入したのに、領収書の金額が3万円でビックリ!

印紙売場のお姉さんが覚えていてくれたのですぐに交換してくれたから良かったけど、気がつかないで帰宅していたら危ないところでした。

受け取った時にしっかり確認しないとダメですね。

STEP3 申請窓口に書類を提出する

いよいよ法人登記申請です。

次の書類を提出しました。

  • 印紙を貼った設立登記申請書
  • 電子定款と登記すべき事項のCD-R
  • 会社代表印の印鑑届書

窓口ではとくにチェックはありません。

局員さんに手渡すと、「空いている所に連絡先を書いてください。登記完了予定日は3日後です。補正があったらその日までに連絡します。」というシステム。

登記完了予定日のお知らせ

問題なく登記が完了しても連絡はくれません。

登記完了予定日までに連絡がなければ会社設立ということになります。